HC式貯水槽工業会

HC式防火水槽・耐震性貯水槽を通して、災害から守ります。


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認証・認定
HC式貯水槽の認証・認定について示します。

二次製品防火水槽・二次製品耐震性貯水槽の認証・認定

 補助事業者(市町村)が「消防防災施設整備費補助金交付要綱」に基づく補助事業を行った場合、二次製品防火水槽・二次製品耐震性貯水槽については、実績報告書の提出に際し、構造図又は設計図、配筋関係を示す写真及び躯体コンクリートの強度を証明する書類に代えて、当該水槽を製造する工場の試験設備及び品質管理に係る審査記録書並びに当該水槽の設計図、構造計算書、材料証明書及び施工要領書並びに当該水槽について個別にこれらの仕様等により製造されたことを確認した記録を添付することとなっています。

  この場合において、JIS規格(JISQ0065(ISO/IECガイド65))に定める要求事項に基づき、二次製品防火水槽・二次製品耐震性貯水槽の認証業務を行う第三者機関が当該水槽について個別の交付要綱に定める規格に適合する旨を証する書類に代えることができるものとなっています。

  HC式貯水槽は、この第三者機関に該当する(一財)日本消防設備安全センターより、補助金交付要綱等に定める規格に適合することの「認定」を受けており、「認定証」が交付されています。

  この認定証は、補助金事務手続き上、設計図、品質管理審査記録、製品検査記録等の添付書類に代えることができます。

  なお、(一財)日本消防設備安全センターの認定制度については、「認定基準」・「試験基準及び判定基準」・「認定規定」・「認定細則」の中に必要事項が定めてあります。

型式認定

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個別認定

 個別認定とは、型式認定を受けた者が個々の製品を生産し、出荷しようとするときは、事前に安全センターに報告し、原則として立会による1基単位の全数検査とします。
個別検査を受けた製品には、各部材ごとに認定証票を貼りつけ、施工完了後、認定証が交付されます。
補助要綱に規定する補助金交付の実績報告書においては、構造図又は設計図、配筋関係を示す写真及び躯体コンクリートの強度を証明する書類に代えて当該「認定書」を添付する事とされています。

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二次製品防火水槽と耐震性貯水槽の違いについて

項目 二次製品防火水槽 二次製品耐震性貯水槽
ビット呼名 底設ピット 集水ピット
ピット深さ  0.5m以上 ピット深さ  0.3m以上
水槽深さ 底設ピット部分を除き地表面から4.5m以内 集水ピット部分を除き地表面から7.0m以内
耐震設計 国の要綱では規定していない。 国の要綱に規定
(一財)日本消防設備安全センター
認定基準に規定
設計震度
水平震度Kh=0.288
鉛直震度Kv=±0.144
(一財)日本消防設備安全センター
認定基準にも規定
設計震度
水平震度Kh=0.288
鉛直震度Kv=±0.144
上載荷重 T型・U型・V型として規定 T型・U型・V型として規定
T型 あらかじめ予測できない不測荷重として10kN/m2の等分布荷重を載荷するものとする。 T型 あらかじめ予測できない不測荷重として10kN/m2の等分布荷重を載荷するものとする。
U型 総重量200kNの設計自動車荷重(T-20後輪荷重。ただし、道路の状況でT-14後輪荷重)を載荷し、衝撃係数は30%とする。また、水槽上に土かぶりがある場合には設計自動車荷重を土中に45度分散させた 分布荷重を水槽上に載荷するものとする。 U型 総重量200kNの設計自動車荷重(T-20後輪荷重)を載荷し、衝撃係数は30%とする。また、水槽上に土かぶりがある場合には設計自動車荷重を土中に45度分散させた分布荷重を水槽上に載荷するものとする。
V型 総重量250kNの設計自動車荷重(T-25後輪荷重)を載荷し、衝撃係数は30%とする。また、水槽上に土かぶりがある場合には設計自動車荷重を土中に45度分散させた分布荷重を水槽上に載荷するものとする。 V型 総重量250kNの設計自動車荷重(T-25後輪荷重)を載荷し、衝撃係数は30%とする。また、水槽上に土かぶりがある場合には設計自動車荷重を土中に45度分散させた分布荷重を水槽上に載荷するものとする。
半地下式 地表面上の高さは50cm以下であること。 規定なし(対応不可)
補助率 1/3(林野分のみ) 1/2

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