HC式貯水槽の特徴
●(一財)日本消防設備安全センターの認定取得製品
HC式防火水槽、耐震性貯水槽は(一財)日本消防設備安全センターの認定を取得した認定製品です。
●抜群の施工実績
数ある水槽の中で、「HC式」の施工実績は群を抜いています。(平成25年度実績:1205基)
●過去の大きな震災で証明された優れた耐震性、防水性
HC式防火水槽、耐震性貯水槽は過去の大きな震災にも耐え、消防水利としての信頼性を証明しております。
●現場に合わせたバリエーション
Aタイプ、Bタイプ、Cタイプの3種類の水槽規格をご選択頂けますので、現場条件に合わせた水槽設置が可能です。
以下に、40m3の例を示します。
●豊富なオプション仕様
お客様の様々な要望から生まれた数多くのオプション仕様が「HC式」の強みです。ご要望をお気軽にご相談ください。
●多目的用途への利用
「HC式」の確実に水を貯める技術は消防水利のみならず、様々な用途・目的にご使用いただいております。認定外水槽としてのご要望もお気軽にご相談ください。
●高い耐浮力性
コンクリート製は重量が大きいため、高い耐浮力性を有しております。よって、ほとんどの場合で浮力対策工が不要です。
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土被りと地下水位の関係(例)
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Hda |
Hwa |
Aタイプ |
0.6m以上 |
0.9m以上 |
Bタイプ |
0.8m以上 |
1.2m以上 |
Cタイプ |
0.5m以上 |
0.7m以上 |
※浮力安全率1.2
※40m3の場合
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●浅い土被りにも対応
車両の載荷条件に関わらず、浅い土被りに適用可能です。浅埋にすることにより、掘削深・掘削土量の最小化や自立式矢板の採用等につながり、工費削減が可能です。
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最少土被り
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車両荷重無 |
車両荷重有 |
Aタイプ |
0.0m以上 |
0.0m以上 |
Bタイプ |
0.0m以上 |
0.1m以上 |
Cタイプ |
0.0m以上 |
0.0m以上 |
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●半地下式にも対応
「防火水槽」では露出高50cmまでの半地下式の設置が認定範疇となります。(「耐震性貯水槽」については地下式のみとなります。)
半地下設置のメリット
- 直上の違法駐車などが発生しないことから、消火活動が阻害されません。
- 遠方からでも水槽位置が判明しやすく、積雪時においても水槽の位置特定が容易です。
- 水槽を目視できることから、地域住民の防災意識向上につながります。
- 浅埋以上に掘削深の最小化が可能となります。
- 使われていない傾斜地など、土地の有効利用も可能です。(傾斜の場合は別途安定検討が必要です。)
他工法との比較
●工法比較表
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オプション仕様
ステンレス梯子 |
採水管スラブ |
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ホース受金具付鉄蓋 |
受枠埋込み |
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多目的用途への利用
●HC式貯水槽は消防水利としての利用以外にも様々な用途でご使用頂いています。
「防災公園技術ハンドブック 防災公園・施設 資料集2015」 (公財)都市緑化機構にも多数掲載されております。
多目的用途への使用例
水素ステーション用冷却水槽 |
災害時飲料水システム |
トンネル洗浄水槽 |
消融雪用蓄熱水槽 |
散水用水槽 |
中間隔壁部材の有効活用(雨水貯留槽、油水分利槽) |
沈砂槽、ろ過槽 |
雨水活用+仮設トイレ用槽 |
手押しポンプ付 |
融雪水回収槽 |
配水水用水槽 |
防災トイレ槽(汚水槽) |
etc…
詳しくは、こちらをご覧下さい。